青春売買ホテル

茜の青春実況〜カコログ

 
2005-01  02  03  04  05  06  07  summer vacation  09  10
2006-01  02  03  04
 
2005-03-27    オフレポ。


昨日、鎌倉へ行ってきた。
早朝のバスに乗り、深夜のバスに乗って朝帰ってきた。
私にとって、オフで他人と会ったことはあるが、それは一対一でしか会ったことがなく、
複数の人間の会う、所謂、「会」のようなものは初めてだった。

バスに乗ったが、首都高速で1時間半の渋滞に巻き込まれると、テンションは大暴落。
バスには二度と乗らないと心に決めた。
東京駅は、想像していたのとは、違い。
私は東京を満喫する余裕もなく、鎌倉への電車に乗った。
昼飯はコンビニのお弁当。
空は快晴。
1時間半の遅刻。
あれこれと、どうしようかどうしようかと悩んでた末に、
思いやりが欠けてて、自分に許しを請うてる自分がなんなんだ。謎。
しかし、もう一人大遅刻者がいるというメールがきて、私は果てしなくほっとする。

鎌倉で会った、二人は、25の可愛らしい女性と、40代の男性だった。
「すみません、すみません」と何度も謝っても、二人は優しく私を迎えてくれた(ような気がする)
もう一人の遅刻者を待ちつつ、喫茶店に入る。
二人の中の女性は地元民らしいので、鎌倉をよく知っている。
鎌倉はのどかだった。
二人にはHPについて話してもらった。
要は「リリイ・シュシュのすべて」という映画のファンサイトのオフなのだ。
男の方は岩井俊二と認識があるらしく、羨ましい限りの話を聞かせてもらった。

その後、大遅刻者と合流。
4人で鎌倉の街を喋りながら歩く。
海まで。

私はHNは、「太宰」であった。
これもまた、適当につけたHNである。
私の本名を知らない人は「太宰さん、太宰さん」と呼ばれるわけである。
これが私にとって奇妙な違和感を持ち、
私のどこかで、この人達の前で、「太宰さん」でありたいと思いつつも、
「茜ちゃん」とも呼ばれたい、微妙な心境だった。
ただベタなこのHNが、
「太宰さん」と呼ばれるたびに、ああ、私はネットで他人と会ってるんだなという、意識。
守りたい「太宰」と「茜」のアイデンティティ。
それを僅かに楽しんでいた。

大遅刻者が鎌倉のライブに行くと言うので、8時ごろお別れ。
残った3人は、その中の女性がバイトしているという、蕎麦屋で飲む。
何故か文学の話で盛り上がる。
蕎麦茶というのが、蕎麦湯で割って飲むんだが、これがなかなか美味。
「桜は見れなかったので」と、桜のアイスをデザートに。

帰りは、男の方と電車が一緒で、「じゃあ、一緒にチャット入ろうか」とケータイでチャットに入る。
以前のオフで、居酒屋で5、6人でケータイに一緒にチャットに入ってたんだよーと言って、それは定員も近寄りがたいなあと思った。
乗り換えで別れ、私は新宿の街を一人煙草し、バスに乗った。
東京をもうちょっと満喫できればなあと思う。
次回のオフに期待である。

でも、楽しかった。
 
2005-03-24    そこで、今日は


自分の汚れた部分をひどく恥じる。
 
2005-03-24    「大人になったね」


(3.23)

9時ごろ、私を母が起こしにきた。
私に宅配物が届き、私が変なものを買ったと喚いていた。
福山雅治の写真集なのに…
私にしては早く起き、福山を眺めていた。

昼飯を食べ、今日は病院へ向かう。
久しぶりの電車。
街までの30分間。
物思いにふけていようかなと思ったが、ついつい化粧ポーチに手を伸ばしてしまい、化粧直し。
空は暗かった。
今日も春雨。

私は化粧を辞めると、主治医Hに何を話せばいいか迷っていた。
今日は睡眠と煙草について話そう。と思った。


「眠いんです。起きると必ず煙草を吸います。で、憂鬱になるんです。そしてまた寝ます。」
何故、煙草を吸い始めたの?
「14の頃、徹夜をしたんです。これは何か記念になることをしなきゃな。って思って、煙草を吸いました」
小説が好きって聞いたけど他に好きなものは?
「映画…とか。音楽は人並み。………あとお酒はまあまあ好きです」
助けてとか日記に書いてあったのはどうして?
「とりあえず、言葉にしてみたかったんです。自分の中ではもやもやしたものがあって、それが『助けて』とか。実際どうだかわかりません。」
しばらくして沈黙。
「あの頃は、確信的にこれっていうものがほしかったんです。人生の答えみたいな。今はどうかって、どうでもいいんじゃないんだけど、どうでもいいような…」
H先生は患者から話してきてほしい先生らしい。
しばらく私は、ぽつぽつと語る。
話すことのネタがなくなると、私はひとつのワープロで文字が打ってある資料を見た。

「愛するためには三人必要である…?」
並べられた文字。

ソクラテスの「知らなかった」
愛するためには三人必要である。

「これなんですか?」
「ある哲学の本を私なりに訳したんですよ。」

黙ってその資料を手に取り、眺めた。
H先生は、
「あげる。来週、いらっしゃい。」と言う。
「こんなのに興味を持つ人はなかなかいないよ」と言った。

外にでると、更に雨が降っていた。
私が出たときは、もう止むだろう加減の雨で、天気予報も、「午後から晴れる」と言っていたので、私は傘を持っていなかった。
煙草が吸いたく、春雨に濡れて、走る。
昨日のように。

カフェに寄り、カプチーノを飲みながら、もらった資料を見てみる。
知らない英語なのか。
ちょこちょこ理解しながら、読む。

「愛とは詩や音楽について言うとき使う。全体を名称する言葉が、一部の名称になっている。善へのすべての切望は愛だが、私たちが本当の意味で愛のことを言うには、特殊ななにかがなければならない。」

ここまで理解できるのだが、次からわからない。
美の愛を取り上げ、
死というものが浮かび上がる、
そして、人は永遠の生を求め、
繁殖と続ける(これが永遠化)

「恋というものは結局、ソクラテス、あなたの考えるようにたんに美をめざすということだけではないのですよ。美しいもののなかに出産分娩することを目指すことなのです、とすると出産を目指すのはなぜでしょう?死すべきものにとって出産は永世不死のものだからです。そして善きものにくわえて不死を欲求することは、いままで認められきたことから必然的なことです」

死というものに美の幻影がでる。
そこでおきる悲劇。
青少年の求める美は変化し…

とまとめられるのはここまで。もうちょっと読み返す。
基礎的なことだろうか。哲学の。ふう。

その後、本屋に寄り、参考書を買い、街へ来たのだから、と龍に会った。
やっぱり彼はテンションが高く、何度も何度も身体を寄せてきた。
街で私と龍が笑いあう。
私の中のわだかまり。
龍が「大人になったね」と言った。
「え?」
「大人になったね」
「そう?やっぱり?18になるからかな?笑」
「いや、やっぱり変わってない。」
「えー」
どこが、どう、大人になったか。
でも私はやっぱり変わってないのだろうか。
その後、龍と私の友人二人とばったり会い、会話をした。
途中で龍の電話が鳴り、一人は去り、もう一人と私は会話をしていた。
離れて電話をしている龍を見ないように。
もう一人のたっちゃんという男が、自分はホモと間違われたという話をしていた。
私は笑う。
笑って、それから、きょとんとしたような顔で、龍を見て、そしたら、目があって、すぐ、伏せた。
笑ってあげられないで、伏せた。

大人になった。
ひとつ確信づいてわかった。
「もう前のようには戻れないということ」
 
2005-03-22    マルボロと春雨と持久走


「Man Always Remember Love Because Of Romance Only」
-----------男はいつも本当の愛を見つけんがために恋をする

マルボロの略を初めて知った。
そんなマルボロを吸ってる自分ってかっこいいじゃん!なんて思った。一瞬。

煙草を吸いながらする会話が好きだから、未だに離れられないかも。

入院時も。
ギターの教室も。
友人とも。
バイト先も。
バーでも。
路上でも。

そして馬鹿だったり真面目な会話を繰り返す。
言わば、共に成長をしたもの。
彼氏ができて、「辞めて」と言われてもその人によっぽど夢中じゃなきゃ、辞めないだろう。
できれば、同じマルボロとかラークとか吸う人がいいな。

と、未成年者が、こんなこと語ってもきまらないので、流し。
辞めれたら辞めれたでいいんだけど…
ところで一週間吸ってなかったコーヒーばかり飲んでいた。
その昔、バーでみんなと「辞めてやるー」と言って、辞めたが翌日吸ってしまった。(ダメ人間)
T氏に辞めてみたら?と言ったら、「辞めれるわけないじゃん、ストレスたまってしょーがねーよ!」と道端で叫んでいた。

更に「煙草吸う=なんかダメ人間」という先入観もあり、
そこにしがみついているような自分が可愛らしいという感覚もある。

「ナルシストだ!煙草吸うヤツなんかナルシストだ!」

なんて世界の中心で叫…(略

未成年者がこんなこと言っても、馬鹿馬鹿しいので…


春雨が降ったらしい。
「春雨に濡れていこう」なんて、うろ覚えだが、そんな台詞があるそうだ。否、「傘をささずにいこう」だろうか。
春雨は細い雨なので、濡れるほどではない。
なおかつ、風が吹き、横から入るようになるので、傘を刺しても無駄だということ。
仕事が終わり、父の車に乗るため、従業員さんと父と私と三人で駐車場へ行った。
「すげえ、雨だな。」
「冷たいねー」
「風が強いねー」
駆け抜けて走った。

駆け抜けて走った。
家に帰り、コンビニまでも走って。
ただ雨に濡れ、濡れない筈の春雨に濡れ。
煙草を買いに。
すれ違う人にぶつかり。
「あ、ごめんなさい。」
そう言えば、少し、
雨も弱まる気がした。
どことなく。



走るといえば、私は持久走が好きだ。
どこまでもどこまでも。
トラックを回るのも、マラソンコースを走るのも好きだ。
死にそう…と思って、速度を遅くし、気合が入ったらまた自分のペースで、なおかつ速度をあげて走る。
でも追い抜かされるのだ。
でも、追い抜くのだ。
私は、考え事をすると次第に足が動く傾向があり。
周りをみずに走っている。
別にメロスのように、何か大きなものの為に走るのではなく。
ただ好きだから、走りたいから、走っているのだ。

「恋に…愛に…走れたらいいのに…」なんて嘆いてるヤツがいた。
 
2005-03-20    最近の私の性質


昼頃起きて、
ご飯を食べ、
勉強をし、
自営業の家を手伝い、
帰ってご飯を食べ、
テレビ、
ネット、
エトセトラ、
酒。
就寝。

たまに休みをとって友人と遊ぶ。
水曜日は病院。
もの書きはあまりしない。

夕方になると、妄想スイッチオン。
やけに歩き回る。

それぐらいかな…

それなりに満足してる筈よ。
またこっそり、家を抜け出して、みんなと飲みたいな。朝まで。

異常に人に好かれるのに慣れて、
異常に人に嫌われるのは慣れない。
ちやほやされることに慣れて、
厳しくされると泣く。

小学生の頃はそれなりに、
「私はみんなに愛されるの。だから私もみんなを愛してあげるの」とばかり思っていた。
中学の頃は、
「助けて、助けて。みんなに嫌われるのが怖い。」
あの頃は何を確信づいてて、
あの頃は何を恐れていたのか。
あの頃は前だけしか見ていなかった。
今、振り返り、あのノートを見てみる。
痛々しい。

ふと、今も昔も何故人に好かれることばかり望むのか。
何故。

いい子から抜け出したあの頃。
脱線したというのか。
堕ちたというのか。

それでも、親は私を見守った。
感謝が足りない。足りない。

昔、Y先生に「賢くなりなさい」とメールを頂いた。
努力が足りない。私なんでも中途半端。

こうゆう痛々しい文を打ってる限り、自分はまだまだだなあと思ったり、
それかひねくれ者でわざと書いていたり。

「小説ってのは不幸が一番面白いんですよ。バッドエンド」

と文章教室の先生が言ってしまったから…から…

でも抜け出したいんです。
もっとも願うのは、不幸も愛せる人間!
そんな人間いるわけないじゃない!
でもでもでも、そんな人間になりたいのよ!
不幸も幸せのうちに入るような!
言ってることわかんない!

馬鹿野郎。
誰かの胸で泣きたいと思っても、誰が泣くかよ。
それが最近までは龍だったのに。
「ずっとずっと殺したかったの」とメールを結構前に打った。
「わかってたよ!茜ちゃんにそうゆうどろどろしたのがあったの!」
俺にぶつけていいよ、と彼は言ったような気がしたけど、私は嫌だと言った。

きっときっと一歩が踏み出せないんだろうな。

ロールシャッハテストの結果は「経験不足の臆病者」

踏み出したいんだけど、これがよくて、これがダメって感じで。
色々な選択を考え選べじまいな私。


*+*+*+*+*+*+
と酒を飲みながら思ったこと。
何か書きたかったので、これで失礼。すっきり。
 
2005-03-18    洒落と捕らえられない愛情。


父に撫でられたので、私はすぐ側にいた犬を叩いた。
犬は怯えて、悲しい目で私を見た。
そしてその犬を撫でた。
憎しみがいっぱい込み上げている。
この年頃の子はみんなそうなのか?と思うが、多分、そう、きっと、そう。
私にとって洒落と捕らえられない愛情。そして自分の憎悪。

触らないで。

虎子さんに言った。
「私が今時の一般の子より中年のオジサンと付き合うことが多いのは、理想の父親像を求めているからかも」
朝はそんなことを思い出し、早起きできない自分を恥じる。

私が何より、他人にされる猛烈に嫌なこと。
それは何より、私の心に土足で入られること。
私の城。
崩されるのが嫌なこと。
それはきっと、私は私しか愛していないから。きっとそうだ。そうなんだろうな。

夢を見た。
ケース1。
ケース2。
ケース3。
と続々と違う男が出てくる。
嫌な夢。
男達はそれぞれ自己紹介をする。
とそこまでしか覚えていない。
どんな自己紹介したか覚えていない。
現実と混沌させる夢は、不愉快な睡眠と捕らえられた。

母がヒスを起こす。
そして寝込む。
弱い人間ばかり。

「もういいです。もういいですから。ごめんね。教科書も自分で買うよ。あたしはどうせこんなんですから。ごめんね。」
と母をなだませる。


なんて暗い日なのかしら。
一人で遠くへ。
とても遠くへ。
どこか走り去りたいわ。
でもいい事もあった。
弟に勉強を教えてもらった。
弟が必至に音楽について語ってた。
「お前さービートルズぐらい聴かないワケ?そんなんでギターやってんの?」
「ああ…」と私はなんとなく返事。思いついたように、
「でもさーこの間、ソウルバー行ったんだよ。すっげすっげかっこいいね。Septembarとか歌ってて。すごいよかったよ。」
「へぇー」と彼は気の抜けた返事。
「生バンドっていいよね」
「そりゃそうだろうなぁ」
「私なんとなく、ドラムに夢中で聴いてた」
「ドラムならこの曲とか…」
ハイスタの激しいドラム。
そんなものに酔いしれて、弟はブロッコリーな頭をして、ねえ、あなたは何がしたいのかしら?

それはきっと、私が書きたいのと、
音楽がしたいってゆー理解しがたい芸術心は同じなのよね。

なんてありきたりなオチでさようなら。つまらんな。
(何より落ち込んでるのは、父に撫でられたからと結論づけよう)
 
2005-03-11    むだい。


騒いだ夜。
私はソウルを聴いていた。
友人の部屋の天井を見つめる。
お泊りである。
誰かの家に泊まることは未だに慣れない。

「あのさぁ…○○って家を出たらさー帰省とかするよねー…」
「そうだなぁ。茜ちんはしないの?」
「わかんない。家を出たら最後になるのかなぁ?なんかそれっきり帰ってこないような気がする」
「家族とは離れられないよ。一緒に暮らしてきて、どんな家族にも温かさがあるもん。帰ってきたくなるよ」
「じゃあ、○○は帰るんだ?」
「…どうかなぁ」

就寝時にこんな会話をした。
眠れない私は、自慰行為。
ため息をついたところで、やっと眠りに入った。
人の身体って不思議。
そして空気は優しい朝の、春雨の匂いが包みこむ。
傘を貸してくれた友人は、煙草を吸いながら私を駅へ送ってくれた。

私にとってこの夜と朝は、躁鬱に包まれていた。



「まあ、いらっしゃいよ」
と精神科医が言った。
泊まった翌日に私は新しい病院の見学へ行ったのだ。
物静かそうな。オジサン。
Y先生の勧める理由も分かる。
フランス帰りの新しい主治医。
とりあえず、なんでも喋ろということ。
毎週こいということ。
ここは小さなクリニック。
待合室にいる人たちは、やっぱり精神病のオーラというのがなんとなくわかる。
新しい(になる予定)主治医H先生は「あなた、見た目あんまり悪くなさそうじゃない」と言う。
確かに、待合室にいる患者より、全然普通の人としていた。はず。
雰囲気がすでに違った。
彼が私の何から理解してくれるか楽しみだ。
私は彼の本棚から、ダンテの「新曲」を見つけ、それを見つめた。

その後、中学の友人に会う。
お昼を食べるだけ。
新しくできたビルのパスタ屋。
私たちはたあいのない話をする。
制服の女子高生を相手に煙草を吸う。
私はエスカレーター式にあがれる私立の中学を、そのまま上がらず、私は定時制の高校へ行った。
卒業式さえ、行っていない。
そうだ、その頃は、目が死んでた。なんて言われた。
その私立中学と高等部で毎年作られる機関紙を見せてくれた。
私は「この子、どうしてる?」とか「やっぱり、この子かわいいよね」などと言った。
友人の学校の話を聞いて、やっぱり女子校って恐ろしいと思わずじまい。
友人はある一人の子の写真をさし、

「あのねぇ、この子は、なんか出会い系のサイトとかめちゃくちゃやってるらしいよー」
「あーそれ、聞いたー」
「お父さんの同僚の人と車でヤッとかって噂がいま学校で噂なの」
「うわ、なにそれ!?」
「なんでこんな子が男いっぱいいるんだろうねープリクラ見せてもらったけど、色んな相手の男も普通なの。そんなに悪くないんだよ。」
「なんだろうねぇ…男の趣味は色々なんじゃないの?」
「デブ線?」
「ははは、そりゃヤバイよねぇ、この子は」

他人の噂話を花に咲かせた。のだ。よ。
そんな女同士の会話。

帰る途中に龍と久しぶりの再会。
彼は喜んでいた。
犬だったら、きっとしっぽを振ってるに違いない。
彼はよく一人で喋っていた。
10分くらいで私たちは別れた。
彼は私を撫でた。
何もなかった。
楽しい会話をした筈だ。
そう。いつも通りに戻った。
いつも通りに。
 
2005-03-07    寝ぼけ眼と煙草と憂鬱と


私は朝起きて、まず煙草を吸う。
一服。また一服。
寝ぼけ眼でパソコンの画面を見続け、
陽の光が私の部屋を指し溢す。
その陽はすでに、朝の陽ではなく、昼の陽なのだ。
私の脳は次第に早く回転し始める。
それは、昨日のことから随分昔の過去まで思い出させる。
煙草が吸い終わる頃には、「何故、また、昼などに起きてしまったのだろう?」と。
私は鮮明な鬱に入る。
11時のこと。
昨日の夜は酒を飲んでいた。
酒のせい、薬のせい、と理由づけ。
あの時、こうゆう行動をすればよかった。
何故、ああして人を傷つけてばかりなのか。
何故、みんな私を置いていくのか。
それは結局、自分が悪いのであって。

「茜ちゃーん、おいでよーあそぼーよー」
「茜ーほら、こっちだよー」

みんなが私を呼んでいる気がするけど、気のせいだ。
結局、私は自分のことしか見ていない愚か者。
トラウマになったのか、龍の首を絞めたことを思い出す。
しかしこれが最近の救いである。
その後の悲しい嬉しい暖かい身体の慰めあい。
これが欲しかった。
「でも、きっと誰でもいいのよ。優しければ。」
太陽の光は燦々と私を温める筈なのだ。
目先の憂鬱に絶えられない私は再び眠りに入る。
夢など、見ない。
やる気は皆無。
やるべき片付け。
春からしたい新しいこと。
やる気は皆無。

海へ行こうと思った。
けれども、私は海へ辿り着けなかった。
「モスまで行ったら、もうちょっとだったのに」
と知り合いが言った。
昨日の8時のできごと。
私は一人で駅の近くのモス・バーガーで食事をした。
モスまで行ったら、あと少しだったらしい。3分くらいで辿り着けたらしい。
私はどうも自分の無気力さに、失言。
知らない町で、暗い暗い道を一人で歩いた。
しかし、拉致られると妄想が発想し怖くなったのだ。
私の妄想のひとつに拉致監禁から始まるラブストーリーがあった(これを話すと大抵の人は私を変人扱いする)
拉致られてもいいじゃないか。別に。
捨て切れられないものがあるのか後ろの道に。
どこか遠いところに行きたいんじゃないのか。
私は光のあるほうへ光のあるほうへ歩いた。
海が見えない。
悲しい。
40分くらい歩いたと思う。
それでも彷徨い、海には辿り着けなかった。
疲れ果てた私はモスで一人で食事をしていた(みごとにモスには客一人もいないのだ)
不在着信。
かけ直す。

「ねぇ、聞いてよーあたし一人で海見ようと思ったけどーえ?今?モスモス。誰もいないの。何もないの。バカみたいよね」

私は久しぶりに知人と落ち合い飲んだ。
ビールビール。
明るいところ。
今日(今となったら昨日)のできごとを話し、私はいつも通りに、私のボケをかました。

「やっぱり、茜ちゃん、最高だなあ。」

もっと言え。
ここは暖かくて明るいところ。そこで私は笑ってる。


これは昨日の話。
今日、自営業の家を手伝うため、仕事場に向かうため外に出ると、
思いの他、外は暖かかった。
昨日の海沿いの町の寒さを思い出す。
今年の春もゆっくりだ。と思う。

私は家に帰るなり、龍に電話をするか迷った。
寂しかったり、甘えたいのではなく、
話がしたかった。
しかし、私は心のどこかで、また、彼が叱ってくれるのを望んだ。
思い悩んだ末に電話をかける。
私は酔っ払ったフリをした。
酔っ払ってなんとなく彼に電話をかける。というフリをしたのだ。
「もしもし、ねぇねぇ、元気?」

彼は私と話しているといつも元気だという。
彼は寂しかったという。
彼はやっぱり言うのだ。

「やっぱり、茜ちゃんは俺と一緒だよ」

そう言ってくるのは、なんとなくわかっていたし…しかし私は、あの時、仕事に向かって歩いていたとき、「龍が私のために死んでくれたらいいのに」と思っていたのだ。

一人で歩いてきたつもりなのだ。
どんな形でさえ、誰かを想って歩いてきたのだ。
見知らぬ人さえも。

「ねえ、あたしは遠くにいくつもりなんだよ?一人で。一人であたしは生きていくの。」

といえば

「茜ちゃんは一人では生きていけない。」

という。
 
2005-03-03    登場人物紹介


をしてほしいリクエストがきたので。
私については一番最初に記事だけ。
しかし、親しい方からよく言われる台詞「変」「天然ボケ」
これについて時々ついて激しく否定したり、自覚症状がでる。
そんな訳で、登場人物紹介。

母:優しい方。私がたっぷり愛情を捧げれる相手(要するに私はマザコン)だが、何度も振り回してばっかりで、荒い扱い方をする。

父:嫌いになったり、憎んだり、同情したりの相手。私は最近、「私は父の失敗の象徴」だと書いた。そんな父とは最近仲があまり悪くない。彼に対する感情はどんなものか今はわからない。

龍:街で知り合った路上の物売り。露天商のオジサン。去年の10月ごろに性関係を持つ。波長のあっている私たちだが、最近は首を絞めたり、説教されたり。彼は私のことを好いている。私は快い気分で彼と接することができなく、憎しみさえも覚えてしまう。しかし、とてもとても心が優しい人なの。

T:路上の絵描き。龍との交友関係は5年らしく、私は龍に対する気持ちを彼に相談していた時期があった。まあ、怒らず、見守る体勢を整える人で、龍と同じく洞察力に優れている。

元彼:まあ、彼は今後出てこないと思うが、整理のため、書くことも承諾を得たので。ネットで出会い、恋をし、愛して、きっと私が傷つけた相手。

R:ネットで出会い、シビアに説教や会話をしてくれる友人。彼女の付き合いは3年くらい?「あんたバカだねー」とよく突っ込む。龍のことも色々彼女に相談し、あんたは愛ないセックスはするなと強調され、「では、曖昧な気持ちで龍とヤったら、彼に土下座する」と約束。

Y:何故か出会い系のようなサイトで出会ってしまった、まだ会った事のない2年くらいの付き合いのメル友。彼曰く「茜とはバカな会話できる」とのこと。大概は彼との電話での会話は現代社会とエロについて語る。私が凹んでても、当たり前のような独自の一般論で慰めてくれ、信用大。エロのことしか考えおらず、なおかつ、典型的なビジネスマン(風俗経営)

Y先生:ミステリアスな私の主治医。元彼を愛していたと気付かせた女性。「それでもいいのよ。そのアイシテイル気持ちは墓場まで持っていかれるから」と言う。個性的な恋愛感を持つ人。

虎子:今後、関係が深くなると思われる方。笑。文章教室で出会い、HPを作ろうと意気投合。知的な文章を書く方。負け犬。笑。

ふと、学校での出会いというのはいいものがないな…と思ったが、
学校にいるとたときの友達もちゃんといますが…相談するってゆーのはマズなかった。
女子学生らしい会話をして終わるのだ。そんな学校の友達も大好きだわ。
そんな可愛らしい彼女達も受験するらしく、なおかつ退学した私はあまり接触がないんだろうな。狭い世界。

もっと色々な人と出会いましたが、深い関係なのかこの方達。
ではでは。
 
2005-03-02    今日のできごと。


危うく診察に遅刻しそうになるがなんとか間に合う。
こころのやまい。

今日の診察は、母がいないということで、母曰く「のほほんな会話をして終わるんじゃないでしょうね」と言うこと。
案の定、のほほんな会話を交わす。
私と主治医は交友関係もあった。
そんな主治医・Y先生(女性)との診察もあと一回なのだ。
私は病院を変わる。
Y先生が別の病院の病棟医となるから、私の診察は受けれないとのこと。
もっと、重度な患者さえも扱うらしい。
昨日の記事にも書かれてある、「普通の文」と言われたということを話たら、
あなたのような人生を送っていて、普通の文を書いてるというのは、いいことなのよ。と言う。
落ち着いてきた。といことか。
彼女は私の持っていた本に目を向け、どうやらその本の作者の本を結構読み、好きらしいのだ。
私はその本を、友人から借りたので、著者・レベッカ・ブラウンのことはあまり知らなかった。
「あなたもそーゆー文章書けばいいのよ」
確かに読んでいて(その本はレベッカ・ブラウンの「若かった日々」という)彼女の文章には惹かれるものがあり、彼女の文章はとても知的で情熱的だ。
もし、私が今後、彼女の本を沢山読み、ハマるとする。
いつの間にか、私の好きな第三作家は「太宰治、サガン、レベッカ」という風になる。
ちょっと洒落た文を書く方たちだ。
というのは、私の先入観かもしれないが(いや、太宰が自虐小説書いてるといわれるのは無視して)こんな好きな作家を好きといえれば、自分の中で洒落た人間と言う印象をうけるだろう(多分、勘違い、い、いや…)
もっとも、その中に外人の作家があることで洒落た感じに見えるという、なんかの先入観だろうという感じと。
それ以前に自分の中で、葛藤したような人生を贈っている彼らに惹かれるだけだ。
そんな中で、完璧。と思っている自分。どうでしょう?痛々しい?
(駄文:三島や村上春樹などから遠ざかってる自分。え、でも、彼らも好き。あとねーあとねードストエフスキーも「罪と罰」しか読んでないけどすきーあ、トルストイ好きとかいったら、更にカッコイイかしら?映画のアンナカレーニナには感動した。読む気力ねえや。そういえば、私が小学校を卒業する時、「将来の夢」という質問に「お札に載ること」と書いた。「何を考えていたんだ。私。」と思う以前にこの頃の野望は変わっていない。むしろあの頃は素直で恐れ知らず。樋口一葉や紫式部に先を越された。次は私だ。激しく無謀な野望だ。)

その後、街でカフェを一人で満喫する私。
人気の高いシャツにベストという春先スタイル、なおかつ春先のトレンチコート。だが、浮いていただろうか。

龍に会おうとしてた私は、いつもの大通りに出る。
彼はいつものところにいると思っていたら、そこには、懐かしきT氏がいた。
T氏は絵描きである。
彼は髪を切っていた。
それがおかしくて笑いを堪えつつも、彼の前へ。
その場に居座り、会話をしていた。

龍はバイト中らしく、彼はいなかった。
それが私を安心させたのか。
彼がいないという寂しさなどなかった。
龍に怯えている私がいたのだ。きっと。
もしかしたら、また会ったら、憎しみいっぱいで。
それでも楽しい会話をしているのかと。
成長していない関係が嫌なのか。
また、「好きだ」と言われたら、果たして私はまた笑えるのか。
甘えん坊、龍。
私に寂しいと電話してきても無駄なのよ。うっとしいとしか思えないから。
ごめんなさい、龍。
この間、心配して電話してきてくれたね。
重いのか?私にとってその気持ち。
龍は父と違う。
でも、私は龍と父と同じ憎しみを今持っている。
父と今は仲が悪くない。
ただ、父が優しい笑顔を見せてももうダメなのだ。
ごめん、父。ごめん、龍。
ちらりと隙間をぬって、龍のバイト先へ行った。けど、彼はいなかった。そして私はまた安心したのだ。

こうして書くこと。
龍がもしこの文を読んでいたら、どれだけ傷つくのか。
本当の気持ちを伝えるのは正しいことだろうか?
私は書くということを公表することはいい事かな?と、Y先生・T氏・元彼に相談した。
結果的に、範囲を守って書けばいいということ。
私は何より、元彼に、「書きたいなら好きだけ書いても構わない」と言われて、私の心は大分楽になった。
それは一種の許しである。
傷つけた相手にそう言われたのだ。
T氏も、それが人のためになるならいいよと言った。
誰かの為に書くこととは未だに経験がないかもしれない。
大事なのは、読んでくれた方の反応を自分で考えることだ。と元彼は言う。
ありがとう。
暴走しないで書いてみるわ。
というのも、HPを作り過去のことを書くつもりであるからだ。

ところで、T氏が占いを研究しているというこで、私も占ってもらった。
私の血液型は分からないのだが、仮にAっぽいらしいのでAとしておこう。

おひつじ座・A型
自己中。
個性的。
であるから、周りに誰もついてこない。
頭の回転が速い。
芸術の才能あり。
ピュアで傷つきやすい。
攻撃性が強い。

「結局、人って自分のことが好きだからさ、自分のこと知りたいんだよ。これで当たったら、『すげーすげー』って…………(彼の内心思う言葉は)ヴァーカ!」

らしい。笑。
「そういえば、この間、私と話してた○○に『宇宙人と話すのって疲れる』って言われたんだよね」
大笑いするT氏。
話を聞いていた隣の詩人(+α絵描き)はきょとんとした顔でこちらを見ている。
三人で話していて、自分が新潟出身だと言うと、驚いた顔を見せ、
「だから、東北美人?っていうの?あたし。」とボケてみたところ。
「なるほど宇宙人ね…」と詩人が言った。
私「そうそう。茜りん星から来たの」
T「ゆうこりん…?」
詩人「UFOに乗ってきたんでしょ。日清のカップ焼きそばの」
私「ふ、いや、ちょっと違うかな」
T[一平ちゃんに乗ってきたんだよ」
詩人「あはは、早く星に帰ったほうがいいよー」
詩人に言わせれば、茜ちゃん面白いから自信持ちなよ。と。
でも私の面白さは一部にしかわからんだろうな。と言えば、
いやいや、本当に面白いのは自意識過剰な奴だから!と。
けなされた感じだが会話を楽しむ。

しかし、そこに龍がいないのだ。

私は家に帰り、久しぶりの遠出に疲れを覚える。(といっても、前までは毎日のように通ってたが)

破れた禁煙。
私は音楽をかけながらベランダで煙草を吸う。

火のついた煙草を投げた。
「逢えたら手に触れてみて」
ベランダにほっそり投げ出された煙草。
「手に触れてみて 手に触れてみて」
命の少ない蛍のようにひっそり輝く火。
「星と月が空を眺めた」
私は空を見上げた。
「あなたは待っている」
火は消えていた。
「僕は行けない あの海を越え 君がその景色を伝えてよ」
私は部屋に入る。


囁くように裏声の綺麗な安藤裕子はお気に入りだ。

今もこれからも閉鎖された生活に、こんな日もあってもいいよね?と書き留める。久しぶりに満足。